本
建築知識 2023 06月号
特集は
世界の神々が教える!イラスト建築基準法
建築実務に携わるなら、絶対に避けては通れない「建築基準法」。
難解な条文や、複雑な緩和要件に加え、
近年は大きな法改正もありました。
内容の理解に四苦八苦している人も多いのではないでしょうか。
そこで、百聞は一見に如かず!
今号では実際の街並み・建築物をもとにしたリアルなイラストで、
建築基準法のすべてを視覚的に解説します。
用途の定義から用途地域、形態制限、
防火・避難規定や居室の規定、さらには関連法規までを
すべてイラストで徹底解剖。
さらに建築基準法の細部に宿る神々が、
「神」の力で!?やさしくナビゲートします。
ストーリー仕立てで楽しく学べる最強の建築基準法特集!
今度こそ、建築基準法を徹底的に理解しましょう!
目次
1章 建築物の大きさ・形・使い方を決める規定
国土は都市計画区域と都市計画区域外に分かれる
地域地区や地区計画で土地利用を規制する
開発許可制度と建築基準法の制度
用途地域によって建築物の用途や形態が制限される
建築にかかわる定義を理解する
建築物と、建築確認が必要な工作物
建築物は1~4号建築物に分類される
簡易な構造の建築物は防火規定が免除される
自動車車庫は住居系地域で用途規制を受ける
住宅とは、戸建住宅、長屋、共同住宅、寄宿舎の総称
道路は原則として幅員4m以上のものをいう
建築面積・建蔽率とその緩和要件を確認しよう
床面積・容積率とその緩和要件を確認しよう
高さ制限に欠かせない建築物の高さの定義
道路周辺の環境は道路斜線制限で守る
一定の高さを超える部分は理知斜線制限を受ける
住居系地域の日照を確保する北側斜線と天空率
近隣が影になる時間を制限する日影規制
2章 建築物のつくりを決める規定
防火・準防火地域では防火規制を受ける
法22条区域では屋根などを不燃化する
延焼のおそれのある部分には延焼防止性能を
耐火建築物等としなければならない建築物
準耐火建築物は3つのタイプがある
主要構造部に制限を受ける大規模な木造建築物等
耐火や防火の性能を高めた構造
延焼を防ぐ防火設備・特定防火設備
一定の面積ごとに面積区画を設ける
11階以上の部分では高層区画が適用される
縦方向の延焼は竪穴区画で防止する
特殊建築物とその他を区画する異種用途区画
延焼を防ぐ内壁の規定
避難計画の最重要ポイント 階段の規定
廊下・敷地内通路の幅員を確保して安全に避難
救助と消火活動のための非常用・代替進入口
非常時の避難や消火活動を支える設備
排煙設備は、建築物全体または居室単位で設置
建築基準法の適用を受ける建築設備
建築物の構造は計算規定や仕様規定を満たす
建築物省エネ法が定める省エネルギー基準
3章 部屋のつくりを決める規定
継続的に使用する居室は衛生面に配慮
換気設備を設けて室内をきれいに保つ
有効な開口部を設けて、居室の採光を確保する
特殊建築物などは内装制限を受ける
無窓居室はさまざまな制限を受ける
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