本
建築知識 2023 04月号
特集は
木・S・RC ラクラク構造略算
略算の基本から実践まで学べる!
意匠計画と不可分の関係である構造計画
その構造計画の骨格を決定する上で重要となるのが「略算」なのです!
意匠設計者も初期の段階から略算を駆使して検討することで、さらなる工夫を凝らすことも可能となります。
そこで本号では、すべての設計者が知っておきたい構造略算のポイントや基礎知識を徹底解説します!
1章では、木・S・RCの構造略算の考え方や誰でも使える算定式、荷重や材料の基本など、構造略算に必須の知識を完全網羅。
特に2025年に改正される壁量計算の算定法は必見です。
2章では、住宅、事務所、ホテルなど用途別の略算法を紹介
実例を用いながら略算の実践的なテクニックを実力派構造設計者が分かりやすく解説します。
すべての設計者必携の、略算完全マニュアルです!
-----目次-----
1章 略算の基本
略算は建築計画の自由度を広げる
荷重と応力の基本知識
建物全体の荷重と略算の関係
建物全体の荷重と略算の関係
用途・地域別で見る荷重の違い
柱の略算法と断面の考え方
梁の略算は応力がキモ
柱と梁のバランスと力の釣り合い
荷重以外の変形を考慮する
木造の仮定断面の略算
S造の仮定断面の略算
RC造の仮定断面の算定
木の基本。木々をどう生かすか
鉄骨は強度・剛性が大きく粘り強い
鉄筋とコンクリートの基礎知識
2章 構造・用途別「略算法」
木造
「保育所」中大規模の木造は高倍率壁orブレース構造
「保育所」張弦梁構造で大空間を支える
「児童センター・保育所」ジョイスト梁で大スパンを支える
「競技場」CLTとトラス梁で大空間を実現する
「体育館」木造トラス架構で大空間をつくる
「医院」上下階で耐力壁のバランスを検討する
「事務所」4隅の構造コアで4層吹抜けをつくる
S造
「事務所」柱断面を使い分けて意匠の自由度を上げる
「事務所」細く美しい柱と梁をS造で実現する方法
「事務所」溶接を使わない組立部材による架構
「住宅」空間を最大活用するプレキャスト鋼板構造
RC造
「ホテル」長期応力・短期応力から梁と柱の断面寸法を略算
「集合住宅」壁が多い用途は架構形式の違いに注意
「事務所」スパンが大きい用途はハンチ付き梁を検討する
構造計算書の要点を押さえた見方
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