本
建築知識 7月号
特集は
一生使えるサイズ事典 住宅の高さ寸法
どんなに平面計画がうまくできていても、
断面への配慮がなければ、魅力的な住宅にはなりません。
空間の印象や使い勝手を決定づけるのは、「高さ」なのです。
本特集では、「軒高」や「階高」といった今さら聞けない高さの基本から、
空間の印象を大化けさせる高さの設計のテクニック、
設備機器のサイズや取付け寸法、
人体工学に基づいた人の動作寸法など
高さに関わるさまざまな寸法を収録。
住宅における高さ設計の知識を完全網羅した特集です!
1章 建物と設備の高さ設計
建物の高さ―高さの無駄をなくす断面の基本
天井高―必要最小限の天井高
1階床高さ―床レベルを下げて天井高を高くする
構造―高さの工夫と構造設計の基本
冷暖房―高さを生かして温熱環境を快適に
空調設備―天井懐は機器本体+50㎜を確保する
排水管―床下配管高さは最低200㎜確保
給湯設備―給湯設備は高さと配管の制約に注意
コンセント・スイッチ―コンセントの高さは用途で決まる
照明―器具は見せずに光を見せる高さ
2章 身体寸法と高さの関係
人体の基本―人体寸法の基本を押さえる
歩行・移動―移動時の人体寸法を押さえる
段差・階段―段差移動時の人体寸法を押さえる
立ち作業―作業時の寸法から家具寸法を考える
座る・寝る―椅子座や休憩のときの高さ寸法
3章 空間の高さ設計
リビング―広くても落ち着くリビングの高さ
ダイニング―メリハリあるダイニングの高さ
キッチン―キッチンの高さは850㎜を基準に
寝室―寝室の天井高は低めに抑える
書斎―1千400㎜あれば書斎利用が可能
ロフト―ロフトの天井高は最低でもは1千㎜<に
和室―和室の落ち着きは低さが生み出す
階段―階段は蹴上げ220㎜踏み面210㎜以内
玄関・アプローチ―玄関の天井高は(40㎜×畳数)+2千㎜
トイレ―狭いからこそ天井高も低く
洗面・家事室―必要十分な高さで家事を円滑に
浴室―安全と快適を確保した浴室
ガレージ―車体や収納物の高さを基準にする
COLUMN
1 非日常へ誘う高さ寸法
2 寸法は身体感覚で学べ
3 傾斜に床の高さを合わせる
4 簾で庭の景色を切り取る
5 掃出し窓の高さは1.8m
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